山籠もり竹川です。
なんかこれができたらやろうというようなことは、思わない方がいいです。そうなると、動機が不純なんで、という気持ちが出てくるけれども、なんかもやもやしている、というときに、私自身は、理想の世界を目指してやっていこう、もちろん理想の世界が見えている人は、それがすごくいいエネルギーになっていく。
でもなんかうまくいってない、うまくいってないモヤモヤを打ち出すのは人様に迷惑かけてしまう。だからそれを解消してからやろうとすると実際にはうまくいきません。
理想の世界を、とか、自分のビジョン、想い、こういう世界に行くんだというのを打ち立てていくのは本当に大事ですが、そこがまだいまひとつ、エネルギーになってないという人も多いと想います。
なので私が借金を返したときや、ああこれだ!!というのが見つかったときのとらえ方を、2つだけお伝えしておきます。
1つ目の、一番大きいガソリンになることは
楽しいな、嬉しいなというときよりも、ちくしょーー!!!悔しいなあ、辛いなあ、苦しいなあ、というこの気持ちです。
これこそベクトルを、ならば!!こんちくしょー!!!それでも!!という方向にする。
悔しさをガソリンにしたときに、それならばこうやってやってやろう!というときに目標をもって、よっしゃーーー!となります。
もやもやしてて決断できなかったり、いろんなものがとなったりしても、悔しさはガソリンになる、それは大事です。
悔しさとかムカつくとか嫉妬とか、そういったものをもっちゃいけないんだ、という感覚。幸せになってはいけないんだというときは、なにかうわーっといくときは、うまくいってないのにイライラしたり、その悔しさこそ、大きな動機になっていきます。
その動機は不純じゃないかとなってもいいです。
私が大学合格を決意したときは、フラれた彼女に「ふーん、竹川君浪人なんだ」と言われたときです。
私を振った彼女は、現役で大学に行ったので、そのときに、私は何も勉強してないから当然ですが、その時にただ開き直っていただけだったらダメだったと想います。
でも、その悔しさをガソリンにして、こんちくしょーーー!!となりました。
絶対に俺も大学行ってやる!!
めちゃくちゃ不純な動機ですが、それでぐわーっとやったら、勉強ってこんなに楽しいんだ、というので、悔しさとか辛さとか、それがあるからダメなんだじゃなくて、逆境をバネにとありますよね。
ムカついて、何ふざけたこと言ってんだよ、お前は現役でやってよかったよね、俺はこれで、と言ってガソリンを相手にまきちらして使ったらいけないです。
そのエネルギーを、こんちくしょーー!!それなら見返してやる!!!これやってやる!!!
という悔しさをバネに、とやっていくとぐわーっとエンジンがかかって、何か未来型的な壁の外に行けるよ、ということをお伝えしていきたいなと想います。
もう1個は、お金稼ぐのに罪悪感があったり
でもお金欲しいよね、だけど罪悪感、だからやっちゃいけないんだ、綺麗なかたちで、とか、善の、悪をなくし、心清らかに、というのはもちろんそうだけれども、それをなくしてからやるじゃなくて、そっちに向かっていく、ということです。
不純な動機だ、というのを自分のなかできちんと受け止めて、だってお金稼ぎたいだけなんですよ私は!!と、その気持ちでいい、それをガソリンにして、こういうかたちでお金を稼いでいきたい、いただきたい、というものが、稼ぎたい気持ちを受けて、だからこれをやるんだ、と。
その仕事に一生懸命やっていく、そうすると、さっきからの見えない自分の理想ってなんだろう、自分が描きたい世界ってなんだろうと、見えないけれども、お金稼ぎたいから!!となって色々とトライアンドエラーしていくです。
そうしたらだんだん見えてきたり、その未来に近づいていきます。
ガソリンとしては不純でいいんで、だからといって不純でそのまま、おばあちゃんからだまし取って、という感じではなくて、それをガソリンに変える。
自分はこんな不純な動機をもってるから騙すしかできないとか、悪いことだ、それがなくなってからやろうじゃなくて、お金をいただく、だったら自分の価値はなんだろう、そこに飛び込むためのガソリンにしていくです。
お金をかせいで、世の中に貢献していきたいんだという気持ちもあるわけじゃないですか。
不純だから行くわけないという声が聴こえてきても、それでも、です。
2000万借金になったときの葛藤
そのとき、借金を返す仕事としては、検死のためのカメラの仕事をやっていました。
だから、それをやっている間、自分がいまやっている仕事ってこれって人様に迷惑をかけているようなことなのかな、と考えたり葛藤したりしたこともあります。
でも、いや待てよ、自分はこっちを目指してやってきたんだから、自分がやっている仕事は、みんながやりたがらないような仕事をやっているんだから、それでいいんだ、と。
それをまた悔しさと、お金稼ぐというために選んだから、みんながやりたがらないから、時給高い仕事を選んだんだと。
不純な、と感じるようなものも、毒かもしれないと思っても、だからいけないんだじゃなくて。
実際には、我々は息を吸わないとダメだけど、空気のなかにも不純物が入っていますよね。それを食らいながら少しずつ少しずつ、不純なものも受け止めながら、免疫力を高めていくという感じでやっていくです。
そして実際には温かみを持っている人こそ、その中の自分の毒のようなもの、私本当は優しくないんですとか、こんなこと言ったら嫌われるとかがあったとしても、それをガソリンに変えていけば、少しずつ不純物が浄化されていって、目標に向かっていったり、こうして生きたいんだというのに変わっていきます。
そういったものを受け止めたうえで、ネガティブな想いをもってもダメなんだじゃなくて、不純だと思うようなもの、そこで葛藤しているというのが、人間らしい美しさ、それがガソリンになっていくんだよと思っていただいて。
それをガソリンにして、なんかよくわからないけれども、こういう感じで活躍したいんだ、というのを想って向かっていく。そうすると、ああ自分はこれをやりたかった、こういう人たちと仕事をしたかったんだ、というかたちで見えてきます。
だからこそ、辛さ、恨み、悔しさが出てくるとダメなんだとか、動機が不純だからダメなんだじゃなくて、そういったものこそガソリンにして、目指す世界を見つけていって、挑戦をしていく、冒険をしていく、打ち込んでいく、伝えていく、というようなかたちで進めていっていただけたらなと想います。
この記事へのコメントはありません。